ホラーゲーム、UNTIL DAWNを怯えつつプレイしました

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ご夫婦でお正月に一緒にホラーで恐怖におびえつつゲームでも楽しんで下さいよ、と「UNTIL DAWN -惨劇の山荘-」をプレゼントして頂きました。夫も私も体調が悪く寝正月だったこともあり、プレイしてみました。

ホラー、実はあんまり得意じゃないんですよね。わりと怖がりのびびりなんですよ、私。

(ネタバレなし!)

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映像で恐怖を満喫させる

PS4のゲームをプレイする度に綺麗だ綺麗だと騒いでいますが、このゲームは人の描写が相当ハイレベル。それもそのはず、出演するキャラクター全てに役者を用意してモーションキャプチャーして作成されています。表情も動作もホントため息が出るぐらい自然。

背景もぼや~っと観てれば実写じゃね?と思うレベルに作り込まれているので、世界観の作り込みだけは一度プレイする価値があるゲームでした。

キャラクターは超リア充揃い

海外のゲームなので、日本のパーティーピーポーとはちょっと違いますが、例えるなら初代の「ビバリーヒルズ青春白書」に出てくるケリーとかディランとかスティーブとかを思い出す(古!)。そりゃ~、18・19歳あたりのメンバーたちがやることなんて恋愛関係でグチャグチャするか、酒のんで乱痴気騒ぎするかですもんね~。

羽目はそれなりに外して来つつも一応真面目に生きてきた私、開始5分もしないうちに最初に操作するサム・カノジョの振り回されっぱなしのマイク以外の全キャラに嫌悪感しか感じなくなりました。海外の独特なノリ+女子のイヤ~な感じがほんっとよく表現されていまして、性格描写も感嘆に値します。特にエミリー、オマエはダメだ!

ぶっちゃけ、最後まで生存させられなくても後悔はない!と思わせてくれるレベル。

ホラー内容はB級映画さながら

ホラーの内容はいわゆるゾンビ系な感じのが出てきます。驚かせ方として思い出したのはB級ホラー映画の「バタリアン」(ああ、これまた古い)。

バタリアンはゾンビの描写が半端なかったけど、アンティルドーンの場合ゾンビの描写は単一的で、出現方法や攻撃方法などがB級映画な感じでした。ゲームとして成立させるためにはある程度切り落とさなきゃいけないんだろうけどもうちょっとおどろおどろしく作ってればよかったかなぁ。

シナリオは比較的よく出来ている

2周プレイしましたが、シナリオは大筋がどど~んっと1本道なので最終的に何人生き残るかぐらい。生き残りをかけて選択肢に枝葉がついており、さらに自分のコントローラーさばきで人の命を預かってますよという感じ。

よっぽど雑にプレイしない限り1回で大体の話の筋は見えてきます。このゲームの地味な欠点は途中からプレイがかなり大きなチャプターごとにしかプレイできないので、何度も同じシナリオを読むほど暇でないゲンダイ人にとっては速攻飽きられる要素アリアリ。

そう考えれば弟切草のようにかなり細かく分岐を設定しておいて、1度クリアさえすれば分岐に戻ってプレイをやり直しできるスタイルって非常によくできていたのだと思う。

日本のホラーって心理的に怖い物が多くて、私はやっぱり日本のホラーがジワジワず~っと効いてくるわけです。海外のホラーはその時ギャ~となるだけの怖さなので尾を引かないのがいいのかもしれません。

暗転どーんと揶揄された原因

ゲーム内で凄惨なシーンがあるのですが、その凄惨なシーンが日本では表現を変更しなければならず、日本版に落とし込んだときに全て画面を真っ暗にしてしまうという安直な修正を行ったため、重要な部分も暗転されてしまい、このゲームの評価を大きく下げました。

白黒のシルエットにするとか方法はあったと思うのですが、ここだけは本当によく出来たゲームなので勿体ないポイントです。今からでも作り直せ!この暗転のせいでシナリオが分かりづらくなっちゃってるところもあるんですよね・・・

1度はプレイしてみてもいいホラーゲーム

結局2周プレイしましたが、全員生存のエンディングは出せずじまいでした。そこまでやりこみたいゲームではなかったので、プレイは終了します。

シナリオは破綻せずしっかり回収できていましたし、映像の綺麗さは目を見張る物がありました。初見ではぎゃ~~~~~~~~と叫び声をあげてしまったシーンもあったので、寒い夜、暗い部屋の中でプレイしてみると恐怖感が味わえます。

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