FMラジオの受信感度を上げる方法

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BOSE Lifestyle® V30を設置したはいいものの、FMが全く入りません。付属していたFMアンテナケーブルではほとんどうまく受信することができないのです(AMも殆ど入らないけど、これはまた別問題のため今回はFMについてのみ)。

マンションやコンクリート造の家にお住まいの方は一般的にコンポなどに付属しているアンテナケーブルを貼る程度では絶対と言い切ってもイイぐらい受信できませんので、下記方法「同軸ケーブルを繋ぐ」を直接行ってください。お手軽な対処法から順番にやってみましたので記録として残しておきます。

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アンテナの向きを変える

窓のある方向にアンテナを持って行くのが一般的ですが、送信局の向きにアンテナを向けることで解消されることがあります。具体的には日本の放送送信所一覧を参考にして自宅から近い送信所を探しそちらの向きを試してみる。

結果

僅かに受信するようになりましたが、「聞ける」レベルではなかったので次の解決策を試すことにしました。

同軸ケーブルを繋ぐ

ホームシアターやコンポの場合、配線部分にFMラジオのアンテナを接続する端子がありますが、その端子に75Ω等の記載があります(V30の場合75Ω)。これは、インピーダンス75Ωの同軸ケーブル(TVを接続するケーブル)を接続できますという表示。

そもそもTVアンテナはTVの電波だけでなくFMの電波も取得しているので、TVに接続するケーブルと同じケーブルをコンポなどの75Ωと書かれている端子と接続し、壁に用意されている同様の端子と接続すれば綺麗に受信することができる。TVが既に接続されている場合、分配器などを使って端子を増やして対応するとよい。

安い同軸ケーブルも売られているが長く使う事を考えると金メッキ加工がオススメ。部屋の壁の色は大抵白いので悪目立ちしないよう、白のケーブルを選ぶと配線が目立ちにくくなります。

分配器の設置って実は結構ナイーブなので必要に応じた最低限のものを用意するのがベスト。今回はラジオさえ聞けるようになればいいので、1端子通電の分配器でよい。通電する方をTVに差し込み、もう1方をラジオに刺す。個人的にこの手の装置は一度設置すると交換するものではないので長く使えるものを選んでおく方が良いので、金メッキのものをオススメする(普通の金属の場合サビが回ってくる)。

ただし電波を分けた場合、1つ1つにいきわたる電波が弱くなるためTVが視聴出来なくなる場合もある。端子を増やした場合は各部屋にあるTVできちんと各チャンネルが受信できているか確かめること。

TV用のアンテナをあげている場合

基本的にアンテナが受信するすべてのチャンネルの受信が可能になります。もしノイズが混ざる場合はアンテナの向きを変えてみることが必要になりますが、TVとの兼ね合いもあるので調整しながら行うこと。

アンテナをあげていない場合

ケーブルテレビ・フレッツテレビ・eo光テレビ等のサービスを利用しているかと思います。この場合、各社予め提供しているチャンネルのみ楽しむことが可能です。受信できるチャンネルは各社異なるので、それぞれの会社のホームページに記載されていますので確認ください。

ちなみに、我が家はアンテナをあげたくなかったので(見た目が汚い!)フレッツテレビを利用しており、フレッツテレビで受信できるチャンネル一覧を確認すると5つのチャンネルを楽しむことが出来るようになっています。

結果

フレッツテレビで受信可能とされるチャンネルはすべてステレオで受信できるようになりました。ノイズレスで快適にFMラジオ生活を楽しむことができる環境となりました。

FM用のアンテナをあげる

TVと分配してTVが映らなくなった、フレッツテレビなどで配信しているチャンネルの他も楽しみたい場合は別途アンテナをあげる必要性が出てきます。マンションの場合、ベランダに設置するしかないのでベランダにおけるサイズのものを購入して設置する。一軒家の場合は屋根かベランダになるが、基本的には見通しの良い場所に設置するほうがよい。

かなり様々な種類のアンテナが用意されているので、自宅の状況に応じたアンテナを探して設置するとよいでしょう。簡単なDIYで設置が可能ですが、まったくその手のことが苦手なのであれば工事を依頼してもいいと思います。

番外編

個人的にはホームシアターやコンポから直でラジオを楽しむことにこだわったため、電波を受信できる方法を紹介しましたが簡単に解決するのであれば、インターネット経由でパソコンやスマートフォンからラジオを聞くようにすればよい。とくに有名なのがradiko.jpなので、直で操作することにこだわらなければ一番ラクな方法かもしれない。

ただ、スマートフォンでradikoを起動し、スピーカーに繋いて聞くというのはやはり手間なので、面倒のなさを考えると直に聞ける方がいい。後々の手間を省くのであれば、受信状況を改善して直で聞けるようにするのをオススメします。

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