USBケーブルって、miniBやらmicroBやらType-Cやら規格がいろいろある上に、Type-CでもPD対応だったり、ケーブルを見ただけではそのケーブルが持っている性能が分からないという非常にこまったちゃんなケーブルなのです。
USB CABLE CHECKER 2はケーブル性能を見分けてくれる
ケーブルワイヤ結線状況、Type-Cや変換アダプタのEarker、プラグシェルの地絡、ケーブルの抵抗値などの確認ができるので、使えないケーブルやしょーもないケーブルを一掃できます。決してお安くはないのですが、どんどんケーブルは増えていく中できちんと使えるケーブルだけを残したかったので購入を決意致しました。
紙の説明書はとても簡単にしか書かれていません。
実物はこんな感じ。電池と本体の間にフィルムが挟まっているので抜いてから使うこと。てか、フィルムがなんで外側に出されてないのかなぁ…ドライバーで一回蓋を開けて取らなきゃいけなくて面倒でした。
背面はスッキリ。
確認できるケーブルはminiB、microB、Type-C。
詳細については公式ページを参照くださいまし。
USB CABLE CHECKER 2を実際使ってみる
さて、実際に手元にあったType-C⇔Type-Cを繋いでみました。ケーブルが通電すればとりあえず何らかの情報がOLEDに表示されます。
詳細はこちらを参照してください。
このType-Cケーブルの場合は、抵抗値が255mΩで、両側のコネクタが導通していることがディスプレイに表示されています。
またLEDランプをみると、ケーブルバスパワーやUSB2.0、電源GND、コンフィグレーションチャンネル(Type-Cで追加された制御)はONになっていますが、USB3.0は光っていないので、USB2.0規格のType-Cケーブルだということがわかります。
ディスプレイ表示は結構はっきり表示されるので見やすいです。
慣れるまではどのランプがどういう意味かを説明書とにらめっこしなければ理解できませんでしたが、慣れれば瞬時に判別できるようになってきます。
何かの付属でついてきたType-Cのケーブルはやっぱり大抵クソしょうもないスペックでした。PDに対応していたケーブルは自分で購入した3本しかなかったので、今後はPD対応かを必ず確認して買わなきゃダメですね。
こんな感じでmicroBのケーブルなどもだいぶチェックしました。0.5Aしか出せないケーブルなどもはや化石なので処分、その他抵抗値がいったりきたりしまくるケーブルも怪しすぎるので処分するなど不要なケーブルがあぶりだせてよかったです。
ケーブルがたくさんあるけど、いいケーブルなのか分からないものがたくさんある!という方は手に取っていただきたい逸品です。
HDMIもこういうテスターでてくれないかな~…
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