私が購入したパーツのレビューは一通り終えたので、夫が購入したパーツのレビューをしていこうかと。基本スペックは同じなのでCPUやマザー・SSDは割愛します。
夫は捨てられない性分なので、HDDに大量のデータをずっと保存し続けています(私はゴミにしか見えないけど…)。ゆえにケースもたくさんのHDDを搭載できるものを選択しました。
Fractal Design Define 7 XL Dark Tempered Glassを写真でチェック
Define 7のWhite同様、箱の天面を開けるとフロントが上向いて入っていました。
大きい筐体なので取り出すだけで一苦労。箱をゴンゴロ転がして取り出しました。私は側面のガラスが透明のものを選びましたが、夫はスモークのかかったガラス側板にしていました。
最初についている天板は真っ黒。
ボタン類も縁取り以外すべて黒い。
フロントはホワイトの時と同様、黒い薄い金属が貼り付けられた扉です。
XLのガラスの側板を外し、Define 7と比較してみました。高さも奥行きもすっぽり覆うどころかわりとはみ出るレベルで差があります。ほんとデカいのよ。
ファンはフロント2機・リア1機。中もすべてマクロに塗装されています。黒はいかつい!
E-ATXにも対応しているので、E-ATXで組んだ時のためにケーブルを通すための穴が別途用意されています。他は基本的にDefine 7とあまり変わりがありません。上部の空間がやや広くとられているぐらい。
5インチベイは2個準備されています。取り付けると天板側にファンがつかなくなるので基本はもうつけないつくりなんでしょうなぁ。
背面も全体的に黒い!ケーブルの取り回しはかなりしやすいですね。大きなケースなので、フロントファンのケーブルなどちょっと長めのものが必要になる恐れありですが。
ファン分岐。ケースの大きさを考えると心もとない数。結局夫はファンハブを用意してつないでいました。
下部にはHDDが4台いれられるユニット付き。Define 7の時にも書きましたけど、冷えないじゃん…ここ。
フロント。5インチベイを使わなければ普段はほぼ開けない扉になるでしょうけれど、XLもちゃんと左右どちらでも開けられるようにヒンジ場所を変更することができます。
リアも真っ黒。横幅もDefine 7より1スロット分幅広です。
付属品。説明書他、ケースの付属品はわりと多め。
HDDトレーもDefine 7より2枚多く入っていました。
5インチベイのカバーも1枚付属しています。5インチベイを1個だけ使った時のために使うカバーです。
Fractal Design Define 7 XL Dark Tempered Glass Review
基本的にはDefine 7と同じなので違う点だけまとめておきます。
デザイン
外見はシンプルですが、黒なので存在感たっぷりです。さらにかなり大きいので設置すると威圧感がありますね。シンプルな感じはまさにIKEA感たっぷり。
拡張性
拡張性は大きい分だけさらにDefine 7より広がる感じです。これなら何でもできるんじゃないでしょうか。
メンテナンス性
中が大きいというのは何かを組み替える際、作業もしやすいので正義なのかもしれません。
あまりに重たいので、足の裏にカグスベールを貼ってメンテナンス性を高めています。
作りの良さ
Define 7と同様の感想ですが、細かい部分のつくりが全般的にやっぱり海外クオリティです。雑さが目立つ。
静穏性
空冷で使うのであればファンも増えるでしょうし、なおのことうるさいです。制御の仕方にもよりますが、側板がガラスな分、音は伝わりやすいです。
総評
これに3万かぁ…WindyやAbeeのフルタワーのほうが価値ありますね。生き残ってほしかったなと思う気持ちでいっぱいです。
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