Windows 7日本語版で英語キーボードを利用しようとすると設定の変更が必要になります。デバイスの変更ではなく、レジストリを変更して利用するのが一番快適に利用できるので、毎回日本語キーボードから英語キーボードに入替える際は下記の作業を行っています。
日本語キーボードに戻す際は逆の操作を行えばよいだけ。
各キーボードの設定については「コンピューターに USB キーボードを接続したときに Windows で正しいキーボード レイアウトが使用されないことがある」で詳細に説明されています。
英語キーボードの設定
- レジストリエディタを開く(Windowsキーを押下し、プログラムとファイルの検索に「regedit」と入力すればよい)
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters をひらく。
- [LayerDriver JPN] の値を [kbd106.dll] から [kbd101.dll] に変更する
- [OverrideKeyboardIdentifier] の値を [PCAT_106KEY] から [PCAT_101KEY] に変更する。
- [OverrideKeyboardSubtype] の値を [2] から [0] に変更する。(なぜか私のマシンは2ではなく7になっていた。)
- [OverrideKeyboardType] の値を [0] から [7] に変更する。この作業を行わないと「Alt+‘」で半角・全角の切り替えができない。
- レジストリエディタを閉じてOSの再起動を行うと切り替えが完了する。
キーボードレイアウトレジストリの値
101/102 英語 (US) キーボード
値の名前 | 値の種類 | 値のデータ |
---|---|---|
LayerDriver JPN | REG_SZ | kbd101.dll |
OverrideKeyboardIdentifier | REG_SZ | PCAT_101KEY |
OverrideKeyboardSubtype | DWORD | 0 |
OverrideKeyboardType | DWORD | 7 |
106 日本語(JP)キーボード
値の名前 | 値の種類 | 値のデータ |
---|---|---|
LayerDriver JPN | REG_SZ | kbd106.dll |
OverrideKeyboardIdentifier | REG_SZ | PCAT_106KEY |
OverrideKeyboardSubtype | DWORD | 2 |
OverrideKeyboardType | DWORD | 7 |
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