SSDのスペーサーを検討・自作してみたの巻

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最近のSSDは厚みが9.5mmではなく7mmになってしまって、ノートパソコンを換装するにはかなり不便・・・というより、改造が必要になってしまう。自作PC用のマウンターがついている製品は多いけど、スペーサーも付けてくれないだろうか。

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そもそもこんなことで悩むことになった原因はVAIOに突っ込んでたADATAのSSDが壊れて修理に出す羽目になったから。台湾に送る羽目になったので、なかなか帰ってこないだろうということもありAmazonで新しいSSDを注文したのだ。まさかゆうメールで届くとはびっくりでしたけども。

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7mm厚のSSDを観察

注文したのはCFDのSSD。中身は東芝製のSSDなんだけど、日本橋に行けばこのバルクの扱いもあった。バルクは9.5mmなのだけど、保証が半年。今回の件も鑑みて保証の長いCFDを選んだわけ。

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SSD、ネジ、マウンタが入っていました。スペーサーが欲しいんだって・・・ちなみにintelのSSDにはマウンタがついていたりするので、スペーサーで悩みたくなければスペーサー付のSSDを選ぶといい。

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正直7mmにもなるとかなり薄くて心許ない気がするけど、この薄さになればその分ノートも薄くなるし、今後どんどん薄くなるんだろうね。

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サイドのねじ穴もいずれなくなるんじゃないのだろうか。

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スペーサーを自作してみる

さて、このまま入れてしまうとゴソゴソ動いて壊れてしまうので9.5mmにしなければなりません。前回レッツノートに入れたときは東急ハンズで丁度の防音シートがあったのでそれを入れてみたのですが、今回はそのシートを見つけることができませんでしたので、コーナンで2mm厚と1.5mm厚のゴムマットを購入して貼り合わせてみました。

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7mm+2mm+1.5mm=9.5mm。

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で、これをレッツノートに入れてみたのですがこの袋形式のせいで入らない。ゴムの抵抗が思った以上に激しくて滑り込んでいかない。故に、このマットはVAIO用のマットとして利用することにした。VAIOは滑り込ませるのではなく、SATAにはめ込んだあとは置いて押さえて固定する形式なので、マットで防振してくれることを考えるとゴムマットが丁度良いのかもしれない。

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さて、この袋にするっと入る素材で加工しやすいモノってなによ!

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ということで、2.5mm厚のアルミ板にしました。金ノコでSSDのサイズにカットして、やすりで面取りして終了。

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袋にいれるとこんな感じ。ただ、この袋、まずはPC本体に戻してからでないと決してSSDを放り込むことができない仕組み。だからこそ摩擦係数が低いものが必要だったわけ。

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結論としては、VAIOのような置き型タイプの場ゴムマット系で厚みを持たせるのがよい。レッツノートのようにHDDをスライドして入れ込む場合は摩擦係数の少ないアルミ板や塩ビ板、アクリル板などを加工するのがいいだろう。但し、アルミ板などの加工は金ノコやアクリルカッター、金属やすりなどが必要になってくるので少しお金がかかる。

追記

現在は玄人志向やサムソンなどからもスペーサーは販売されている。

が、真ん中部分が空洞なため、全面がフラットでないと困る場合には使えない。過渡期なパーツだけに、悩みも多い。

今であればCrucialのSSDを購入すればそもそもスペーサーもついてくるし、信頼度も高いのでおススメ。

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