Apple Watchを買うまでさんざん悩みました。使ってみなきゃ分からないという結論に達し、購入してはや1ヶ月。我慢して使い続けてみてこれからも使ってもいいかなぐらいの境地にまでは達することができたのでレビューすることにしました。
本当は初日でもう捨ててやろうかと思っていたのは内緒。購入当日の記事はコチラ。
Apple Watch 6のメリット
今までMisfit RayやGARMIN vivofit4などを使ってきましたので、そちらと比べて良かった点をまとめていきます。
ヘルスケアアプリが使いやすい
個人的なUIの使い勝手で考えるとFitbit>iPhoneヘルスケア>GARMIN>Misfitの順で計測データが見やすいです。ヘルスケアアプリのいいところは、様々な他社アプリとの連携もよく、ヘルスケアアプリだけでいろんな情報をざっと見ることができるところ。
ヘルスケアアプリでざっとした情報が網羅できるのですが、ほとんどの方はこの簡単なデータで満足しちゃえるレベルだと思う。
収集できるデータが多い
Active Trackerとして歩数や移動ログ、立った回数、階段の上り下りなどわりと細かい動作も全部拾ってくれます。そして、体の状態を見る心拍数・心電図・酸素飽和度(微妙だけど)。それだけでなく、手洗いの時間を計ったり、環境音レベルなどもチェックすることができます。
(酸素飽和度についてはパルスオキシメーターの計測と比較した記事を作成予定です。)
アプリで機能を追加できる
初日にApple Watchを捨ててやろうかと思った私ですが、アプリを追加することで持ち直しました。標準で入っているアプリだけでも、いろいろなことができるのですが、アプリを追加してあげることでより自分が思っている方向性に寄せて使うことができるようになります。
(追加したアプリについてはいずれまた記事にする予定です)
サードパーティのグッズがたくさんある
Apple Watchを買ってすぐに準備したのはケースですが、Amazonで探すだけでも本当にたくさん販売されていて、気軽に見た目をチェンジすることができます。その他ベルトも充電器も別に純正でなくても選択肢が豊富なのはApple製品ならでは。
Apple Watch バンドをAmazonで探してみたらこれだけ出てきます。
iPhoneに届く通知を確認しやすい
iPhoneとの連携の良さはさすが。iPhoneの通知が届くのでいちいちiPhoneを手に取らなくてもいいのはありがたい。ただし、通知するものをある程度限定しておかないと、終始ぶるぶるして鬱陶しいことにもなるので使う前に整理は必要です。
マスクしててもiPhoneのロックを解除できる
セキュリティのことを考えるとこれを積極的に使うべきとは言えないもどかしさもあるんですけど、今まで毎回パスコードを入力して解除したり、支払いをしていたのでやっぱり便利だなとは思うのです。この機能を使うならiPhoneの管理は厳重にしてくださいねって感じ。
個人的にはそもそも指紋認証をもう1回iPhoneに載せてくれる方がありがたい。
Apple Watch 6のデメリット
良かった点と同様、今まで使ったActive Trackerと比較しています。
電池の持ちが悪すぎる
Misfit Rayにしろ、GARMIN vivofit 4にしろ、電池交換タイプだったので充電不要でとても快適だったのだなと思い知らされました。Apple Watchは私の使い方だと1日持ちません。仕事している間にApple Watchを外して充電するスタイルにしていますが、つけ忘れることもしばしばですごくストレスフル。
1日半ぐらいは持ってほしいところ。
画面のカスタマイズが限定的
Apple Watchが出た当時からすればだいぶカスタマイズの幅もでたのかもしれません。これをココに表示したいのに!がわりとできません。自由すぎてもカスタマイズしにくい人が多くいるのでしょうし、制御しづらくもなるので落としどころのラインが難しいところなんでしょうけどね。
せめて色ぐらいは自由にカスタマイズさせてほしい。
Hey Siriが勝手にしゃしゃり出てくる
Siriの機能を使って操作することも多いのでSiriを切らずに使っていますが、お客さんとしゃべっているときにかってにしゃべりだすので鬱陶しいことも多いんです。腕を上げて動かないときもしばしばあるくせに、要らないときには動くのが困るところ。
画面下を上にスライドする画面にSiriのON/OFFボタンも追加してくれるといいのに。
キャッシュレスは思ったより使いづらい
私は右利きなので左腕にApple Watchを付けているのですが、タッチ決済はあまり使い勝手がよくないので結局iPhoneで支払いをしているのです。というのも、電車の改札は右にタッチセンサーがありますし、私がよく使うスーパーのタッチセンサーも右側なのでApple Watchで支払うとなると逆なんですよね。
クロスして払うよりはiPhoneを出して払う方が断然スマートなので面倒になりました…(変な体勢で払ってる人見るとなんか切なくなっちゃうし)
時計としてはダサすぎて…
腕時計好きからするとApple Watchを左腕につけているだけでテンションが下がります。ほんと時計としてはツラいので、時計として認識するのはやめました。本田圭佑さんみたいに両腕に時計をつける…みたいなことをやってのける自信もないので、腕時計を着けたい日はApple Watchをお休みさせています。
個人的にはセンサーのついたブレスレットやアンクレットタイプを出してくれるのが一番いいのかもしれない。画面、要らないなぁ…
Apple Watch 6を1ヶ月使ってみてのまとめ
私の気持ちの中ではメリットとデメリットが占める割合が同じぐらいなので、いまのところは頑張ってこのまま使い続けるつもりなのですが、計測できるデータが増えればSONY wenaの方が私の使い方にはあっているとは思うのです。
時計としてつけるのであればG-SHOCKのスマートウォッチの方が魅力的に感じますし、もう少し動向をうかがった上でApple Watchは卒業するかもしれませんし、しないかもしれません。
胸張ってこれはオススメ!ってものじゃないです、Apple Watch。
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