まずはブリッジモードでリビングに設置してみた
メインルーターにするのが面倒くさかったので、まずはブリッジモードで利用してみることにした。リビングにはWP1800HP2がブリッジモードで設置されていましたが、それを差し替えて設置することにしました。
まず悩んだのは設置場所。上記のとおり、かなりなデカブツなので設置場所はかなり選びます。結果、とりあえずメディアサーバーの上に設置することにしました。はみ出てるけど。
NECの無線ルーターの場合、外部スイッチでブリッジに切り替えるだけで簡単にブリッジモードとして利用できるのですが、ASUSの無線ルーターの場合はまずルーターにログインしないとブリッジモードに切り替えることができません。
管理画面に入るには、無線LANでも有線LANでもどちらでも構いませんが、今回はパソコンから無線LANで初期設定を行ってみました。
ASUS RT-AC88Uの初期設定
VAIO Z(Windows 10)で接続してみました。有線LANがないので、無線LANで設定を開始していきます。まずは、Windows 側からWi-Fi接続を行います。電波が受信されていればASUS・ASUS_5Gの項目が出てきているはずなので、好きな方で接続。今回はASUS_5Gで接続してみました。
すると、クイックインターネットセットアップ画面に接続されます。
今回、とりあえずルーターの設定を行いたかったので、WANに何も接続せず開始しました。なので、③ルーターの設定にひとっ飛びして設定します。
SSIDのパスワードを設定。
するとSSIDの設定が完了しました。ここまでオープンな接続になるのが個人的にモヤっとするポイントなんですよね(詳細は後述しています)。
ASUS RT-AC88Uをアクセスポイントに変更
ルーター管理画面の左側に「管理」のメニューがあるので、管理画面を開いたら動作モードを選択できます。アクセスポイント(AP)モードを選択して適用すればアクセスポイントになります。
初期設定を行って、この画面を探し当てるのに時間がかかった所要時間20分。
セキュリティ的にモヤっとしたこと
電源を入れるとSSID名:ASUSとASUS_5Gの電波が自動的に飛ぶのですが、この段階では電波を拾うことができるだれでもが管理画面を呼び出すことが可能なんですよね。不特定多数の誰かに設定をされたとて本体は家にあるのだからリセットすればいいでしょという発想なんでしょうけれど、一瞬でも野良な感じなのはイヤだなぁと。初期設定している最中に野良電波だ~と乗っかってくるやつなんていないだろうけれど、あまり好ましくない作りのように感じます。
そんな感じなので、ONU⇔WANを接続してから設定を行う場合は電源を入れた後速やかに設定を行うべし。
画面キャプを撮りながらゆっくり設定したかったので、念のためWANからケーブルを抜いてパソコン⇔RT-AC88Uの状態にして、まずは初期設定だけを行いました(心配性すぎるだろうといわれてもイヤなんだもの)。気になる方は同じようにWANを抜いてまずは別個のネットワークとして設定するのがよいのではないでしょうか。
ついでにASUS RT-AC88Uをファームアップ
メニュー画面右上の「!」を触ってみるとファームアップがあるから更新しろと出てきましたので、ファームアップも行ってみました。
今すぐ更新するをクリックすると、ファームアップするか訊かれたので、「OK」を選択。
まずはファームウェアのダウンロード。ASUSの難点はいくらこちらの速度が速くてもASUS側のサーバーが重たいこと。ASUSのマザーなどのドライバをダウンロードするのも毎回イライラさせられるんですよね。わかっていてもマザーボードはASUSを買ってしまう。
30分ほどかけてファームをダウンロードし終えたら自動的に更新が始まっていました。更新も勝手にさせておきます。
いつの間にか終わっていました。これで今のところ安全にAPモードで接続できる環境が整いました。
ASUSアプリで確認
ASUSはルーター用にアプリを準備しているので、アプリをダウンロードして少し使ってみました。
ダウンロードして起動するとまずは利用規約が出てきます。
Wi-FiをONにしていると勝手にActiveなASUSルーターを探してきます。このルーターの設定をしますとタップ。
該当のルーターを選択する。
管理画面に入るためのユーザーネームとパスワードを入力。
すると現在の状態を確認することができるようになります。
アプリはNECのアプリよりかなりしっかりと作成されており、このアプリだけでいろいろ触ることができます。
ASUS RT-AC88Uの電波強度
リビングに設置して計測しましたが、2Fの対角にある書斎でWP2600HP2と同じぐらいかちょっと強い感じのMAX4~3の電波状況です。我が家は大体1階あたりの敷地面積が75平米ぐらいなので中央に設置することさえできれば1台で運用可能かと思われますが、古い家なので天井裏を這わせて配線するなどできず、設置場所がないことを考えるとやはり対角において2台運用が現実的なので、RT-AC88Uを購入していたとしても2台で運用するだろうと思います。
木造家屋で1階あたりの敷地面積が100平米を超えなければ、設置場所を遮るものがあまりない家の中央あたりに据え置き、高さは腰高ぐらいにしてやれば1階も2階もカバーできるだろうと思われます。
ただし、マンションで100平米を超えて防火壁のある家であれば、防火壁でかなり遮られるので結局は有線で配線して無線ルーター2台稼動が無難でしょうね。
(次頁へ続く)
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