壊れたHDDのセクターをぶっ飛ばしてコピーしてくれるHDDコピーツール「これDO台 PRO Hi-SPEED」。ネーミングがあまりにもふざけたネーミングの機械なくせに3万円もするので敬遠していたのですが、名前と真逆の超使えるツールでした。
これDO台 PRO Hi-SPEEDを開封
しかし、ほんとふざけたネーミングだよなぁ。センチュリーの製品は全般的にネーミングが残念だけど、意外とちゃんと使えるので割と買ってしまう。
わりとしっかり梱包されています。驚くべきはこの本体、結構ずっしりと重たいです。
本体、ACアダプター、電源ケーブル、S-ATA・電源ケーブル、変換コネクタ、説明書が入っていました。
これDO台 PRO Hi-SPEEDで何が出来るのか?
詳細はこれDO台 PRO Hi-SPEEDのサイトをお読み頂くとよくわかります。ざっくりいうとパソコンなしに
- HDDを2台繋いでコピーができる
この機能が強力で、HDDが壊れていても壊れている部分を飛ばして強引にコピーしてくれるのです。 - HDDのデータ消去ができる
全くモーターすら動かないHDDでなければ、これDO台 PRO Hi-SPEEDをつかえばデータを取り出せるかもしれません。
これDO台 PRO Hi-SPEEDを使ってみました
使い方は簡単、Drive1にコピー元のHDD、Drive2にコピー先のHDDを繋いでコピーを始めるだけ。
操作は説明書を見れば簡単にできます。コピーが始まると経過時間等々が表示されます。
壊れていないHDDであればさくっとコピーが終了しました。利用しているデータ量やHDD自体の速度にもよるので、バラつきはあるもののパソコンを介してのコピーより早いです。
さて、肝心の壊れたHDDのコピーですが、これに関しては壊れている度合いによって大きくことなります。僅かなセクターエラーぐらいであれば1日もすればコピーが完了していますが、かろうじて動いているクラスになると10日間ぐらい動かし続けなければコピーが完了しない場合もあります。停電になったらどうしようかとほんとやきもきしちゃう。UPSが欲しくなるわ・・・
勿論壊れていた箇所に収まっていたデータは破損していることが多いですが、それ以外のデータに関しては復旧できているので、少しでもデータを取り出したい場合はかなり強力に使えるツールであることに間違いありません。
値段だけの価値は十分にあるシロモノでした。名前がほんとふざけすぎなだけ!
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