ガジェットとして一度は使っておきたいとずっと思っていたので昨年購入しましたが、実は1ヵ月もせぬうちに夫も私も使うことが苦痛になり、新モデルが出ぬうちに手放しました。使ってみて便利なことも多々ありましたが、それを上回って要らないになった理由をまとめておきます。
時計好きには時計として物足りなさ過ぎる
機械式時計を愛用している人間にとって、自分の左腕に正直格好いいとは言えないApple Watchがついているのが許せなくなりました。常時点灯ではないので、時間を確認するときにほんの一瞬ラグが発生するんですね。そのラグを受け入れることができませんでした。
そしてやっぱりデザイン。いくら画面デザインを頑張って自分仕様にしたところで機械式時計のあの機能美に勝つことはできず、あの時計つけたいな~と思いながら我慢してApple Watchを使う謎の日々を送っていました。
碁石が腕に張り付いてる気分になるのよ。
充電が持たなさすぎる
他のメーカーのアクティブトラッカーに比べて圧倒的に充電の持ちが悪い。24時間使いたければ2本持ちしてねと言わんばかりの持ちの悪さに辟易。健康管理のために…というのであればせめて急速充電15分で3日ぐらいは持ってほしいところ。
充電するために腕から外すとだいたいつけ忘れるので、結果どんどん使わなくなりました。
充電不要の電池交換式で半年ぐらい持ってくれるようになればいいのになぁ。
出ている数値は意外とアテにならない
パルスオキシメーターを持っていると良くわかるのですが数値の比較をすると、心拍数はさておきSpO2は全く当てになりませんでした。SpO2目当てに買ったフシもあるので、さすがに精度が低すぎて使えない認定せざるを得ず、気持ちが一気に要らないに傾いていったわけです。
測るときも結構時間がかかる、エラーも良く出るわで使うのをあきらめました。
頑張って使った挙句、かぶれた
2週間ほど意識してほぼ24時間つけて生活してみたのですが、最終的に本体部分が接する皮膚がかぶれました。かぶれ対策で左右毎日つける場所を替えている方もおられるようですが、上記の項目で使うのがもう鬱陶しくなってきていたところにかぶれが生じたので、ここで使うのを辞めました。
使って便利だったなと感じたのは通知、UV指数などの指数確認ぐらい?運動の時だけ使います!という限定的な使い方をするのであればいいガジェットかもしれません。が時計として使うには厳しかったですし、健康管理のトラッカーとしては機能的に不十分すぎました。
結局のところ、Apple Watchは時計ではないし時計への偏愛が勝ってる私たち夫婦にとって「Apple Watchごときが左腕を占有していいわけないやんけ!」になっただけです。もう懲りたので、よほど革新的なアクティブトラッカーが出るまでは買いません。
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