新型プリウス(50系)を試乗してきました

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ヴォクシーハイブリッドのETC交換でディーラーに行った際、2015/12/9に発売された新型プリウス(50系)を試乗させていただきました。トヨタセーフティセンスの実力等々、わりと長距離試乗させていただきましたのでまとめておきます。

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外装

巷で新型プリウスの3D CADが出回ったときはエエ~、と思いましたが、実車になるとソコまでの悪印象ではなかったかな。フロントはキッツイワッルイ顔だなぁという感じ。特に今回試乗車がレッドだったので、いかにも悪役!な感じがしてくる。

レッドは特別色で一番割高なんだとか。ただ私はこのレッドなかなか品が良くてスキ。レクサスのレッドがトヨタ系列ではやっぱり一番綺麗だなと思うけど、その次に綺麗な赤に仕上がっていると思う。

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この角度から見るとそんなに悪くないかなぁと思う。ライトの形が独特なので、これが受け入れられるかによるけど、最近だいぶん走っている車も増えてきてもう見慣れてきた。

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サイドは空力を考えた独特の三角形フォルム。初代プリウスから比べると随分進化して綺麗なまとまり方をしている。

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バックはレッドの方がホワイトより悪目立ちせずにスッキリとした印象。

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このホイール、嫌いじゃ無い。きっと、赤白黒で個人的な好みにどんぴしゃカラーだからかもしれない。

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内装

運転席

普段ヴォクシーに乗っている感覚で乗り込んで頭をぶつけかけました。3ナンバーなので比較的ゆったりと作られているのでセダンに乗られている方であれば快適に乗り込めると思います。

シートはやっぱり格段にいいシートなので乗っていてもお尻や腰の疲れ具合が全然ちがいました。ヴォクシーのシートが呪わしい。

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スイッチ関係。ヴォクシー同様シンプルスッキリにまとめられている。

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ドアパネル側操作パネル。ヴォクシーと同様の作りなので慣れていて使いやすい。この辺の作りは各社ともどももう完成されていますしね。

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助手席

運転席に乗り込む際に気をつけたにもかかわらず、また乗り込むときに忘れていて今度は頭を打ちました。当たり前ですがアクアよりも全然広いですし、快適。

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後列シート

普通のセダンよりは狭い。普通に座る分にはなんら問題ないスペースですが、ヴォクシーになれてしまうと窮屈に感じる。これは仕方の無いことですが。普通のエンジン車から比べるとどうしても後ろの空間が仕組み上つぶれてしまうので2シーター+オマケなイメージで乗るのであれば気にならないのかなぁと。

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メーターは数字表示になっています。ちょっと味気ない気がする。ただ、液晶パネルはかなり解像度が高くてぎらぎらしていないし、見やすかった。

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ナビ周り。スッキリまとめられている。ただ、エアコンの操作ボタンまでピアノブラックなので、指紋がめちゃめちゃ気になる。

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シフトノブはかなり小さい。指先でちょちょっと動かすような感じの作りになっているので乗ってる間違和感しかなかった。EVモード等の切替ボタンが相変わらず遠い。(映り込みが激しくて顔をボカしたため、ちょっとへんな写真になっています。)

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安全運転用のカメラはフロントに設置。ミラーの後ろに隠れているので運転しているときも、助手席に乗っているときも全く気になりませんでした。

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試乗して感じたこと

今までのプリウスは後ろがかなり見づらく、運転が相当怖かったですが50系は随分マシになった。また、フロントも前よりは視界が広がったので新型は乗りやすくなっていた。

ヴォクシーより踏めば出るし、車高が低い分ねじれも少ないしドライブする楽しみはやはり断然プリウスの方が上。

全体的な挙動もよりスムーズになっているので、モーターとエンジンの切替時もほぼ気にならないしよく出来ていると思う。前のプリウスを何度か買おうかと思ったけど、これは待っていて大正解な仕上がりになっている。

Toyota Safety Sense Pの実力

車間設定などいろいろ細かく設定できるらしいが、とりあえずディーラーが設定している設定のままで試乗したのでそのレポート。

プリクラッシュセーフティシステム

前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報と表示で知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートします。プリクラッシュブレーキは歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、たとえば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートします。また、車両に対しては約10km/hから作動。たとえば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合は、衝突回避または被害軽減を支援します。

トヨタ公式サイトより

歩行者では勿論テストできなかったが、少し車間が近くなると自動的にブレーキが作動した。これはかなり確実にこのシステムは作動していると感じた。ただ、設定をうまくしておかないと自分のブレーキの感覚より早くブレーキが作動するのでそれが逆に事故の原因にもなりかねないように思う。

レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)

単眼カメラで道路上の白線(黄線)を認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合にブザーとディスプレイ表示で警報し、車線逸脱による事故の回避を支援します。さらに、電動パワーステアリングを制御することで、車線逸脱を回避しやすいよう、ドライバーのステアリング操作をサポートします。

トヨタ公式サイトより

車線の認識は正直いまいち。試乗したコースの5割(交差点除く)ぐらいしか認識しなかった。一般道路ではちょっと使えないかも。ただ、高速道路での居眠りには効果があるかな。警告音がもう少し大きくてもいいように感じた。

オートマチックハイビーム

単眼カメラによって周囲の明るさや対向車のヘッドランプ、先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。切り替え忘れを防ぐ他、手動操作の煩わしさを軽減し、ドライバーの前方視界確保をアシスト、歩行者などの早期発見に寄与します。

トヨタ公式サイトより

時間帯が昼だったので作動しなかった。これをテストしたければ夜に試乗させて貰わないとムリだなぁ。

レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付/全車速追従機能付)

ミリ波レーダーで先行車との車間距離を検知し、設定車速(約50~100km/h)の範囲内で先行車の車速に併せて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行ができます。また、前方車両の車線変更をミリ波レーダーとともに単眼カメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。

この機能が劇的に優秀。一般道でもかなり使えるし、高速道路ではもうかなり重宝するに違いない機能。ピッタリと一定間隔で前について行くのでアクセルワークが強烈にラク。停車市内限りはずっと追従するのでほんとよくできていました。

夫はこの機能にベタ惚れしてToyota Safety Sense Pのついている車に乗り換えたいという始末。いやでもその気持ちめっちゃわかる。体感するとホントスゴイので是非一度試乗してお試し下さい。

新型プリウスまとめ

デザインの好みに大きく左右されるとは思いますがさすがフラッグシップ車だけあって現時点で載せられるだけいろんな機能のせたよ!という車に仕上がっています。時間の都合上見積もりを出して貰うのをすっかり忘れていましたが、次回見積もり出してね~とお願いしているので楽しみ。

結構欲しいな~と思わされました、プリウス。

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