2016/1/2にMNPして約2週間ほど使ってみたのでXperia Z5 Premium(SO-03H)のレビューをまとめておく。個人的には現在販売されているAndroid機種の中ではダントツ一番だと感じている。
デザイン
Xperia史上もっとも美しいデザインに仕上がっている。microUSB・イヤフォン端子ともにキャップレス防水になったので、コネクタカバーが減ったこと、充電用マグネット端子が廃止されたことで全体的にすっきりとした端末になった。
Docomoから提供されているカラーはブラック・クロームの2色。今回は2台ともクロームにした。フラットな鏡面なので、鏡代わりにできます。その分指紋がとても目立つため常日頃からクリーニングしておかないと不潔にみえます。
背面中央のDocomoロゴだけ超不服。このロゴがXperiaデザインの良さを半減させている気がしてならない。
携帯性
5.5インチ、180gなので携帯性がいいとは言えない。ただし、画面サイズが大きい=携帯性を殺すは当たり前の話なので携帯性を重視したい方はZ5 compactを選択するべし。
持ち歩くスマートフォンのサイズとしてはこれが現在サイズかなと思います。Z Ultlaをずいぶん悩んで結局やめましたが、あそこまでいくと電話として使う気になれなさそうなので。
ボタン操作
電源ボタンの指紋認証が思っていた以上に優秀でかなり使いやすい。パスワードを入力したり、線を結んだりしなくて済むのでパスワードが漏れる心配がないのはありがたい。ただし、指紋が何らかの形で認識しない場合は予め設定したパスワードで解除を行わなければならないのでパスワードは忘れるべからず。
ボリュームボタンの位置が少し下目な感じがしなくはないが、慣れれば問題なし。カメラのシャッターも同様になれれば問題なくなった。
カメラで撮影する場合、シャッターボタンを半押しすればフォーカスするなどしっかりと物理ボタンに機能を持たせているので好感がもてる。ただし、カメラのレンズ位置はスマートフォンをカメラ向きに持った際、指が掛かってしまう場所にある、もう少し内側だったらよかったのにと思う。
文字変換
PoBOXも悪くはないが結局なれたATOKを利用している。
メニュー
Docomo・Xperia・シンプルの3種類から選択できる。Xperiaメニューを利用しているが、Softbank Z3と比較すると、アプリのアンインストール等の方法が少しだけ異なっている。HTCメニューに近くなった感じなので、個人的には使いよくなった。
画面が大きいので、アイコンをもう少し小さくして個数を並べられるようにしてくれてもいいかなとは思います。
画面表示
Premium! 4Kというだけあって画面の小さな粒子はまるで見えません。とてもなめらかな画面で感動します。Webを読んでいてもフォントの滲みが少なくとても読みやすくなりました。
通話音質
Z5どうしでの通話は綺麗です。PHSどうしの通話には負けますが、ずいぶん聞こえがよくなりました。ノイズキャンセリング機能が働いているので、使い始めたときにはキャンセリングの働き始め等に違和感を覚えましたが慣れました。
通話音質に関しては格段に進歩した気がします。
呼出音
自分の好きな曲も指定できるし、Xperiaプリインストールも種類が豊富なので文句なしです。呼出音自体の音量もまずまずなのでCRYSTAL Xよりは気づきやすいかな。
音楽プレーヤー
さすがはSONY。ハイレゾ音源ではないふつうのmp3音源がかなり綺麗な音で楽しめる。
スピーカーの音質はそれなり。端末についているスピーカーとして考えるなら必要十分。これで音楽を楽しむというのは少ししんどいですが、イヤフォンを接続すれば印象はガラリと変わる。
利用するイヤフォンにもよるが1万円以上のイヤフォンをお使いであればウォークマンとしてもかなり優秀な端末であることに気付くと思われます。
バッテリー
画面が大きくなった分Z3よりは減りが早い。Docomo・Xperiaの不要なアプリを削除・無効化することでずいぶん落ち着いたので利用していないアプリに関しては削除・無効化することをおすすめします。
満足度
ゲームをし続けると発熱しているのがわかる程度には温かい。でも、熱くて持てない、熱落ちするなどの現象にはまだであったことがない。
処理速度も速く、今迄いろいろスマートフォンを使ってきたが一番使いやすい。iPhone含めた現行機種の中で一番スタイリッシュな端末だと思う。
これはiPhone4S以来の長く持てそうなよくできた端末です。
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