2012/9に記載した記事だが、消えてしまったので改めてまとめ直して記載。iPhone 5が出てはや半年が経過したが、私にとって魅力ある端末ではなくなったので半年前に感じたことは全く間違っていなかったと痛感。Appleにはジョブス氏がいたころの牽引力は最早ない。
さて、2012/9時点でのiPhone5Sを待つ理由は以下の3点だった。
- iPhone5の完成版として5Sが出る
ここ数年のiPhoneの流れとして、3G→3GS、4→4Sと流れてきているので、5→5Sとなって発売されるだろうと推測。 iPhoneはAndroidと違って、2年サイクルで使えるOSが開発されているため、現状4Sで全く支障がない。また、ブラッシュアップされた端末を持つ方が、完成度が高い分長く持てる。(実際3GSはかなり長くの間新しいOSを搭載することができた) - LTEがまともに使えない
auのエリアについてはずいぶん解消されてきているものの、それでも未だLTEはまともに使えるとはいい難く、5Sでもそれはまだまだ解消されない問題のように思う。エリアが狭いくせに料金はしっかり徴収されるので、その辺のコストパフォーマンスがよくないと感じる。特に郊外から田舎に住んでいる人間にとってメリットが少ない。 - 周辺機器が間に合っていない
iPhone5になり、コネクタが大きく変わった。以前の周辺機器が使えなくなったので、当面、高いApple純正品を買わなくてはならないのがまず手痛い。さらにDockスピーカーなどの周辺機器の選択肢も少ない。5Sがでるころには周辺機器の少なさも解消されて、いろいろな機器が選べるになるだろう。選択肢が多いに越したことはない。
以上、上記3点を挙げて発売日前にも関わらず5Sを待っと宣言したが、半年経ってからの所感も記載しておく。
- 画面サイズが微妙
片手で触れるサイズに拘りすぎたせいで、640叶136をいう微妙な解像度。 ホットモックを触ってみるとわかるが、結局上下の一部分は片手では届かない場所になり、両手で操作せざるを得ない。さらに、動画の閲覧では、640しかない解像度が足を引っ張って、Android製品の足元にも及ばない画質になってしまう。 - 傷が入りやすいデザイン
透明感や高級感のあるデザインから一気に安っぽいデザインへ変わったイメージ。特に着色が棟りこみではなく塗装なので剥げるのが痛々しい。デザインも洗練されたシンプルさが消えた。縦長でなんとも間延びした感じがして未だに好きになれない。
5Sを待つどころか高機能Androidを持ってしまった今、5S自体も楽しみではなくなったし、iPad miniも魅力ある製品ではなかったので、スマートフォンヘビーユーザーにとっては、そもそもiPhone自体あまり魅力的な端末ではなくなってしまったかもしれない。
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