Antec SOLO IIはHDDやドライブの固定以外は大体オーソドックスな作りのケースなので比較的組みやすい。
前回の記事でも書きましたが、光学ドライブの取り付けが面倒です。フロントの位置合せをする場合、まず一旦取り付けて蓋を閉めてズレがないか確認して、ネジを締め直してスライドして入れるわけですから手順がムダに多すぎる。
SSDはHDDユニットの下に格納。背面パネルにペタっと取り付ける形になるのだが、取り外しを考えると、両サイドのパネルを開けなければならず、この作りは個人的になじめないかも。(中の色にこだわるならSSDも黒にしたいところだが、なかなか黒のSSDってないよね)
フロント部分のファンは12cm。丁度余っていたファンがあったので取り付け。ファンの取り付けってグイグイねじ切って行くわけですが、それを考えるとこのギミックはちょっと取り付けづらいかもしれない。
今回組み込んだのはASUS H87-PRO、Core i5-4570(3.2Ghz, 6MB Cache)、CFD PANRAM W3U1333PS-2G(DDR3 PC3-10600 CL9 2GB×2)。
出た当初のチップセットのごたごたも解消されているし、H87で十分だったのでチョイス。
ミドル級のマシンならこの価格帯で必要十分なんじゃないかなぁ。
で、黒だと思っていた基板の色が茶色って。茶色に金色ってなんか、枯れたイメージがするんだよね。いや、この茶色にラメが入ってたらよかったのにと思うんだけど、タダの茶色やからなぁ。
付属品はマニュアル、リアパネル、SATAケーブル、ドライバーCD。
リアパネル、最近のはシャレてますわ。昔は味気ない金属切り抜いただけだったのに。
マザーを組み込む前にCPUやメモリは組み込んでしまいます。
組み込んでみたが、やっぱり茶色って・・・せっかくの黒ケースなのでできれば黒基板を選ぶことをオススメします。つーか、ASUSもなんで茶色にしてん。ケース側で気になったのは、USB3.0のケーブルが堅くて差し込んでもちょっとした力が掛かると抜ける。なので、USB3.0ケーブル使うのであれば取り回しに注意が必要。特にこのマザーだと24PINケーブルの下にポートが用意されているのだが、出来れば下にあるマザーの方がいいかもしれない。
フロントパネルとサイドパネル。フロントはバリも見当たらず綺麗に仕上がっていた。さすがに1万を超えるケースになってくると細かい部分の処理もきちんとしてくれている。サイドパネルはSOLOと同様にポリカーボネートが貼られており、コンコンとたたいてみると防音処理されているのがよく分かる。
電源をつけてみた。一応、電源ランプがブルーなので、ファンもブルーにしてみた。私たち夫婦は光らせる趣味はないけども。
結局USB3.0はぐらぐら過ぎて使い物にならないので、USB2.0に差し込んだ。背面の画像を取り忘れたが、2cm程余裕が取られているので、ケーブルの処理がしやすい。ただ、電源ケーブルは背面に回すと閉まらないので、光学ドライブ下のスペースを使って処理している。
庫内が広めで配線の処理もしやすいので、SOLO IIも自作初心者にお勧めケースだと認識致しました。惜しむらくはやはり天井部のメッシュ部分。ここはフィルターでも貼ってごまかすしかないなぁ。。。
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