ドメイン取得のためにドメイン取得業者を選ぶ

ドメインを取得するにはまず、ドメインを取得してくれる業者を選ばなければなりません。取得自体は簡単に行うことができますが、更新料のかかるものになるので長い目でみてよい業者を選定する必要があります。

ドメイン業者を選ぶ際の注意点

ドメインを選ぶ際に注意してみておかなければならないポイントを表にまとめました。

ICANN認定業者（レジストラ）

ドメインは取得して終わりなだけでなく管理して適切に運営しなければなりません。とはいえ個人では行うことができないので業者に委託して行ってもらう必要があるためドメイン管理会社というのが存在します。

ICANN認定業者を一つの主眼においたのは、安心度の指標の一つになりえるから。認定業者になるには一定の指標を満たしておらねばならないので本業としてしっかりドメイン管理業務をおこなっている証明になっている。

認定をとっていなくてもしっかりとした業者も多々ありますので多角的に判断することが大切。

管理画面の使いやすさ

ドメインは取得しただけでは利用できません。取得したのちにドメインをどのようにして利用するかの設定が必要です。またドメインには更新費用が発生しますので、そちらの支払いも必要になってきます。

ドメインを管理するために、各社管理画面を用意していますが使いにくい管理画面だと何をしているのかわかりづらく、複数ドメインを所持している場合ストレスがたまります。

WHOIS代行を行っているか

ほとんどの業者がWHOIS代行を行っています。ドメインを登録する際、個人情報をドメイン管理会社に登録しますが、WHOIS代行を行わなければその個人情報が世界に配信されることになります。

それを防ぐためにドメインを取得した企業名でWHOIS情報公開を行ってくれるので、個人でドメインを取得する場合には必ずWHOIS代行を行っている会社で取得し、WHOIS代行を忘れずに設定しておくこと。

取扱ドメイン数が多いか

業者によってドメインの取扱い数が大きく異なります。自分の取得したいドメインが取り扱われているかがまずポイントになります。今後複数ドメインを取得する場合、珍しいドメインを取得しようとすると別の管理会社を利用することになります。

複数の管理会社と契約してもしっかり管理ができるのであれば問題ありませんが、結構面倒くさいので、できれば取扱いの多い会社で初めから契約しておくに越したことはないと考えています。

更新費用

ドメインは取得するだけでは終わりません。1年に1度更新費用が発生します。契約時の費用も各社まちまちですが、実は更新費用もまちまちです。取得時の値段はキャンペーン等でバラけているのでまとめませんでしたが、更新費用にスポットを当てて表にしてみました。

金額だけでみると圧倒的にFC2.ドメインが安いです。主要ドメインしか利用しないのであればFC2.ドメインを契約するのもありかもしれません。ただFC2の設立者に逮捕者が出ていたりと長期にわたってサービスを持続してくれるかがかなり不透明であること、個人情報の管理についても怪しいことを考えると簡単に手出ししていい会社でもない気がします。

どの業者を選ぶべきか

主要なドメインしか利用しないのであれば安定性・信頼性・料金を考えるとスタードメインが一番妥当です。複数持つ場合でも、面倒でなければ主要ドメインはスタードメインで取得し、特殊ドメインはお名前.comで取得するのが料金的には一番お得になります。

私は特殊なドメインを利用したかったこと・複数管理をするのに複数事業者に渡って管理するのが面倒くさいこともありお名前.comを選択しました。年僅かな節約をするより、きちんと管理できる方を選んだのです。