自宅にサーバーを立ててもいいのですが、24時間稼働させる電気代と手間を考えると毎月一定額を支払って容量を確保する方がラク。メディアサーバー(データの容量が大きいため)だけは相変わらず必要なときだけ稼働していますがそれ以外は外部サービスを利用するようにしました。
利用目的ごとにクラウド化をまとめました。
目的はPCのリプレースやスマートフォンの交換などに簡単に対応できる状態を作り上げること。端末を選ばず簡単に情報を取り出せる環境を作ることで身軽な体制と便利で時短な環境を作り出したいため。あとは、現実社会での物理的存在もなるべく減らしたいという思惑もあり。
条件としてはWindows、Mac、Android、iPhoneでシームレスに利用出来ること。基軸はGoogleサービスになるけれど、利便性も考えて選んでいます。
連絡先
Google Contacts(無料)を随分前から使用。WindowsでもAndroidでもiPhoneでも連絡先をすべてGoogle Contactsを同期して利用している。どの端末から変更をかけてもすぐに反映されるので便利。
auなどのキャリア連絡先からの移行はg連絡帳で一度エクスポートし、エクスポートしたデータをGoogleアカウントにインポートすると良い。ただし、正しくデータが移行しないこともあるので、手直しは必要。一度面倒な思いをすれば今後は全部てGoogle Contactsに同期をかければいいだけなので1日つぶしてでもやる価値はあり。
Outlookなどで管理しているのであればcsv形式でエクスポートすればGoogle Contactsにインポートできる。
メール
Gmail(無料)を利用。迷惑メールの振り分けの精度もそこそこだし、Google Contacts同様どの端末でも簡単に同期できてメールの送受信ができるので助かる。IMAPなので端末にデータが残らずサーバー管理なので、メールデータに齟齬がでないのが最大のメリット。
メールに関しては数個アカウントを持っている。買い物用、その他やりとり用等複数のメールアカウントを使い分けておけばデータ流出の際にアカウントの変更がしやすいため。
Windows上ではThunderbird、AndroidではGmail、iPhoneでは標準メールアプリを利用。どの端末でも複数アカウント設定できるので超便利。メールしか使わないアカウントに関してはAndroidの同期でメールのみ同期するように設定しておけばよい。
スケジュール
Googleカレンダー(無料)を利用。Windowsで利用する時はChromeのブラウザ上で、Androidで利用するときはジョルテで、iPhoneで利用するときはStaccalを利用。自分のプライベートのスケジュールのカレンダー、会社のスケジュールカレンダー、ゴミカレンダーを作成して一気に確認できるようにしています。
他の人のカレンダーもその人に許可さえ貰えば閲覧・編集することも可能なので、無料で使える上に簡単にスケジュール管理ができる超強力ツール。
タスク
Wunderlist(無料、有料版もあり)を利用。簡単にTo Doを作成できるので超便利。Googleカレンダーに追加も出来てカレンダー越しにタスクを確認することが可能なので、時系列で確認したいときはGoogleカレンダーを確認している。
Windows用、Mac用、Android用、iPhone用など様々なデバイスに対応するアプリが展開されているので、こちらもシームレスにデータを利用することが出来る。
メモ
Evernote(無料、有料版もあり)を利用。とことん使い倒せば色々便利なのでしょうけれど、そこまでデータを作成するタイプではないので目下ちょこっとメモしておきたいことのみにしか利用していない。それでも備忘録的な活躍をしてくれるので物忘れの激しい私にとって大助かりなサービス。目に入る機会が増えるというのは忘れを減らす最大のポイントなので地味に必須のツール。
写真・データ
Dropbox(無料、有料版もあり)を利用。色々クラウドサービスを巡り巡ったけど、最終的にやはりDropboxが一番使いやすい。原則1端末1アカウントしか利用出来ないのが玉に瑕(ウルトラC:Dropboxのアカウントを複数使う)。言うまでもなく様々な端末に対応しているのでとっても便利にデータのやりとりが出来ています。
無料で2GBの容量が与えられており紹介キャンペーンで最大16GBまで増やせますが勿論足りないので、有料プランで1,200円/月を支払って1TB使えるようにしています。年払いにすると1万円なので一括で支払っています。
Androidで撮影した写真は勝手にDropboxに転送されてPCで見られるようになるし、その他様々な管理表などのデータを共有しています。ペーパーで置いていたものをデータ化してどの端末でも簡単に見られるようにしたので外出先での書類作成などもかなり捗ります。
家計簿
Dr.Walletを利用。スマートフォンでレシートを撮影して送信するとデータ化されるので可視化がスムーズに行える。銀行口座やカードの情報も登録できるが私は月々のお金の流れさえわかればいいので登録していない。個人情報がたくさん載っているような伝票に関しては手入力を行っている。
どの費目でいくら使ったかなど簡単にグラフ化してくれるのでわかりやすい。
まとめ
結局大御所サービスばかりになりましたが、やっぱりちゃんと考えて作られているので、様々なサービスを試しましたが上記内容に落ち着きました。言うまでもなく安心して安定してつかえるサービスでなければ意味がないので、信頼性の低いサービスは使えません。
革新的なサービスが生まれない限りは当分この状態で使い続けます。
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