いままでアイドリングストップ車を避けて通ってきたのに、残念ながらMiToはアイドリングストップ車だったのです。アイドリングストップで稼げる省エネより、バッテリーがダメになる環境負荷の方がはるかに大きいので今どきの車にはほとんどアイドリングストップは採用されていません。
MiToにアイドリングストップはかなり危険
MiToはセミオートマ車なので、信号待ちや一時停止などで止まるとアイドリングストップがかかってエンジンがストップした場合、次に始動するまでわりとタイムラグとパワーラグがでます。平坦な道なら問題ないのですが、坂道でアイドリングストップされると次の始動時に後ろに下がるんですよ。
怖くて仕方ない!!
右折レーンで待っているときも普通にスタートしてくれれば余裕で右折できるのに、アイドリングストがかかっているおかげて右折のタイミングがずれて事故につながりそうになることもあって、まったくありがたくない機能だったので毎回キャンセルボタンを押していました。
Sにスラッシュの入ったボタンがアイドリングストップをキャンセルするボタンなんですが、MiToは毎度キャンセルされたことを忘れちゃうんですよね。車種によってはキャンセルしたことをエンジンを切ったあともちゃんと覚えてくれる車もあるのでウラヤマシイ限りです。
毎回このボタンを始動時に押すのって面倒くさいんですよ。忘れることも多々ありますし。自動でやってもらいたいのでアイドリングストップリバーサーを取り付けることにしました。
アイドリングストップリバーサーを付けて自動でキャンセル
何種類かあるのですが、interplanのISR-01という製品にしました。仕組みがシンプルで配線さえできればある程度ほかの車種にも使いまわせそうだったから。
よもやまさかの商品写真撮影し忘れ…公式サイトから画像をお借りしました。
その他取り付けに利用したもの
検電テスター。音と光両方でるものの方がお勧めです。光が見えない場所をテストすることもあるので。
エレクトロタップ。sqのサイズが不明なので、エレクトロタップのサイズは何種類かそろえておくとよいです。
イグニッションとアイドリングストップリバーサーをつなぐケーブルが異線径配線コネクターがあると分岐しやすいかも(なかったので無理くりエレクトロタップで作業しました)。
アイドリングストップリバーサー取り付け
運転した右下の小物入れの奥の配線にISR-01のオレンジと青の線をつなぎます。
イグニッションに赤のケーブルをつなぐため、ハンドル下のネジを外して右側に隙間を空けます。
パネルスイッチに刺さっているケーブルの黒被膜をちょっと破いてケーブルを接続していきます。
このあとスイッチパネルも外してテスターでスイッチがON/OFFするときの結線をチェック。
ISR-01オレンジ色の線は紫/黒の線とつなぐ。
ISR-01青色の線は青/紫の線とつなぐ。
イグニッション側は上からONすると通電・常時通電・ONすると通電するが一瞬電気が落ちるので、一番上のケーブルにISR-01赤色をつなぎました。
ちなみに赤ケーブルと黒ケーブルは配線しづらかったので前もって配線を作ってみました。写真はボディーアース用のもの。
赤線は途中で継ぐ形にしたのでイグニッション周りはスッキリです。
黒はボディーアース。取り付けしやすくしておけば、他のものを取り付けたときに再度アースに悩まなくて済むかなと。
本体は後ろの隙間にぽろ~んと放り込んでおきました(雑)。
無事エンジンを掛けて少ししたら自動的にアイドリングストップがキャンセルされるようになりました。
実は一度結線した時にうまく働かなくてメーカーに問い合わせさせていただきました。つなぎ方はあっていたので、もう一度エレクトロタップを見直し(交換した)、本体のコネクタを挿しなおしたところ無事使えるようになりました。
アイドリングストップはバッテリーだけでなく、エンジンにも負担をかけるのでキャンセルして長持ちしてくれることを願います。
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