去る昔、国際版D6603のROMでroot化していたXperia Z3(401SO)を処分しようと思って念のため起動テストしてみたところ動作しました。動くからには処分するのも勿体ないなと一旦処分するのをやめました。
ただ、OSがAndroid4.4.1、バッテリーが膨らんで背面パネルが浮き上がった状態なので、どうしたものかなぁと処遇を検討。Android6.0以上に出来たらバッテリー交換してまた利用するという結論に達し、まずはAndroid6.0.1にしてみることにしました。
今回改造したXperia Z3はSoftbank版401SO。ROM焼きに関してはSoftbank版Z3に対しての話ですので、Docomoやauの方は参考程度にしておいてください。電池については共通です。
Z3はFlashtoolを使ってROM焼き
ざっくりとした流れは
- Android StudioをインストールしてSDKを追加でインストール
- Flashtoolを使ってROM焼き
という感じ。この手の話は書くと長くなるので適当にググって自己責任でやってください。特に項目1.がかなりネックなのと、このネックなソフトが頻繁にごろごろ仕様が変わるので記事にする気力が失せているのです(要するに都度最新情報をググってねってこと)。
ROMはFlashtoolを使ってダウンロードできるようになっていたので、FlashtoolからROMを落としました。Softnbank版に戻さなかった理由は後述します。
Flashtoolに右上、ディスクのアイコンをクリックする。
左側からZ3 – D6603を選択し、1286-2777 Internal Generic GLOBALを選択してダウンロード。
あとはFlashtoolを使ってROMを焼き込んでいきます。Internal版とSoftbank版ではROMの量が異なるのでパーティションの項目だけは絶対に焼き込まないように設定を変えておくこと。
文鎮化してもいいわ~と思いながら結構適当に作業したのですが、無事Android6.0.1になりました。
こうなるとバッテリーもちゃんと使える物に変えるしかないよね!ということで発注しました。
Softnbank版に戻さなかった理由
Softbank版のROMを探すのが面倒くさかったという理由もあるのですが、別段戻す必要性もなかったのでそのままD6603のAndroid6.0.1を選択しました。
SIMロックを解除するにもZ3はSoftbankにお布施するしかないのでMVNOで使えるわけでもないし、かといってSoftbankのSIMを挿して使うわけでもないのでどこのROMかということにこだわる必要はあまりなかったのです。
Wi-Fi内でちょこちょこウォークマン代わりとして運用しようかなぁ~と思っています。最終的にこういう運用にするならZ3 Compactを選んでおけばよかったなぁと思ってみたり。
Z3のバッテリーを自分で交換する
捨てる前提の端末にわざわざ修理代をだしてバッテリーや背面パネルの浮きを修理する気にもなれなかったのでバッテリーを手に入れて自分で交換することにしました。
バッテリーだけで良かったのだけど、交換工具も付いてきました。不要なので交換後捨てました(いっぱい持ってる)。
だいたいこれで1,500円ぐらい。
元々背面パネルは浮いていたのですが、ドライヤーでガンガンに暖めて縁のシールを剥がしやすくした後にゆるゆると背面パネルを浮かせていきます。バッテリーと背面シールの間にもベットリと粘着テープが貼られているので、途中で先にメインボードとバッテリーのコネクタを抜いて剥がしました。
Z3の開き。背面パネルはかなり割れやすいのでゆっくりとバッテリーを背面パネルから剥がしました。
ここに新しいバッテリーを入れて配線します(コネクタを差し込むだけの簡単仕様)。バッテリーにシールを貼ることも考えましたが、わりと早くバッテリーが膨張したことを考えるとまた交換するかも?なので貼らずに閉じるのがいいと判断し、このまま閉じました。
防水性は完璧に失われていますが背面パネルの浮きもなくなったし気持ちよく使える状態になりました。
次回交換するときはシールも一緒に買って修理しないと流石に背面パネルは戻らなさそうなゆる粘着と化しています。
ウォークマンを購入しようかとここ数ヶ月ずっと悩んでいましたが、Z3をウォークマンとして使う方が快適そうなので、背面パネルが怪しそうなのでケースに入れてZ3をウォークマンとして使います。
今回の修理コストは1,500円と私の労力。ウォークマンを買ったと思えば安いもんです。
(以下)私が手に入れたバッテリールートではありませんが、もしかしたら純正・・・?
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