昨年の年末のこと、仕事から帰宅途中に突然ピーという音がしてVOXY HYBRIDのダッシュボード画面に「バッテリ系故障 販売店で点検してください」という表示が映し出されました。
またこんな暮れのめちゃくちゃ忙しいときにやらかしてくれたものだと思ったのですが、OBDにつないでチェックしてみれば何かわかるんじゃないか?と思いましてOBD2スキャナーを買ってチェックしてみることにしました。
VOXY HYBRIDに表示されたエラー画面
いきなりこんな画面出てきたらびっくりしますよね。ぎゃ~ってなりましたよ、ほんと。ただ、実はそのあと割と冷静にいられたのは、VOXYに取り付けているレーダーでいつもバッテリーの状態をチェックしていたのですが、ここのところちょっと怪しい数字が出ててバッテリーおかしいのかな?とか思ってたんですよ。
ハイブリッドなので、電池がダメでもガソリンさえあれば走れる故、このエラーが出てても走れるのでそのまま走って帰ってきました。ディーラーの担当者に連絡したら見てみないとわかりませんと(そりゃそうよね)。
だけど、書き入れ時で忙しいときに車を預けてる場合じゃないし、とりあえずODBチェッカーで状態をチェックすることにしました。
ちなみに、この画面はOBD2スキャナーにて状態をチェックしないと消えない仕組みになってて鬱陶しいこともあり、購入することにしたのです。(無事、コードチェック後消えました)
購入したOBD2スキャナー
OBD2を使った故障診断機はめちゃくちゃ高いものだとほんと色々なものが見られる、設定を変えられるものも存在するのですが、兎に角今の状態を確認したいだけなのでとてもお安いのを購入しました。AndroidのスマホさえあればBluetooth接続してアプリを介して確認できる代物です。
Androidでしか使えませんので買うときはくれぐれもご注意ください。
ディーラーにもっていく時間がないので、この1,500円は安いです。どうしようもないエラーが見つかったらあきらめてもっていくかと思ってました。
OBD2に差し込むだけのグッズなのでお手軽です。ただ、我が家はODB2ポートに空きがないので、常時接続して利用することは想定しておらず、あくまでも今回のエラーを確認するためだけに使います。
海外製品なのでどうせマニュアルは英語でしょ?と思ってたら日本語でした。
ELM327 設定方法
まずはアプリをインストール。
アプリを起動して設定していきます。
自動車メーカーを選択。めちゃくちゃ選択肢が多くてびっくり。今回はVOXYの情報を見るのでToyotaを選択。
メーカーを選ぶと、どのシステムかを選ばないとダメなのですが、これがわかりづらい。VOXY HYBRIDの選択肢がないんですよ。なので、同じシステムのToyota Prius Gen.3 2010+を選択。
ODB2に常時接続していろいろな情報を見ることができるので、そのためにエンジン排気量等々を入力。エラーをチェックするために使うだけならテキトーでいいです。
設定が終わって早速OBD2スキャナーをVOXY HYBRIDにつないでエラーを確認しました。記録された失敗コードをチェックすると、外部のサイトにエラーコードが飛びました。
エラーコードは「P0a80」というコード。ハイブリッド用のバッテリーにエラーがあるから交換しましょうってことらしいです。
ディーラー担当者にエラーコードを確認したこと、そのコードを伝えると同じような返答が返ってきました。だいたい交換工賃込みで20万ぐらいで載せ替えできるらしいです。ヴォクシーハイブリッドに限らず、ノアやエスクァイアも同様だと思われます。
VOXY HYBRIDのバッテリー交換目安は10万km?
今のところこのエラー、まだ1度しか出ていないのですがレーダーでバッテリーの状態を確認してると、本来40%-70%の間でしか使わないはずのバッテリーが0まで減っていたりするので、10万キロぐらいを目安にバッテリー交換をしなければならないかもしれません。
このエラーが頻繁に出だすと交換するのがいいのだそうで。ディーラー側は1度でもでれば交換をお勧めしますと言ってきますが、別にまだ使えますしそんなに燃費も下がってないのでこのまま当分乗り続けます。
10万キロで交換となると、コスト的にはガソリン車を買うのと大して変わらないコストになってくるんじゃないかなぁと思った今日この頃。
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