家庭で利用されているプリンターの大半はCanon・EPSON社製なのでこの2社に絞って修理すべきなのか、買い替えるべきなのかの判断基準をまとめてみました。10年ほど前から互換インクが大量に出回るようになり、Canon・EPSONがプリンター本体を安く売って頻繁にインク型番を変えるようになってからというもの本体の質がさがりよく壊れるようになりました。下手したら保証期間内でも壊れます。
大前提としてインクの買いだめは絶対にしない!
保証期間内に壊れた場合、修理するより新しいものを出した方が早いとメーカー側が判断すれば新しいものに交換されて帰ってくることがあります。同じ製品であれば問題ないのですが、同機種ではなく後継機種に代わってくることがあります。
後継機種での返却になった場合(事前に確認されます)でもインクの型番が変わらなければ問題ありませんが、後継機異種からインクの型番が変わった場合はストックしていたインクがすべて使えなくなります。
本体が壊れやすいことを踏まえてストックは多くても1パック程度にしておかなければ故障時に後悔することになります。実際のところインク残量が2割を切った段階で発注をかけるなど自分の使用頻度に合わせてストックをなるべく持たないようにすることが現状必要な対策となります。
保証期間内に故障した場合
メーカー保証期間内に壊れた場合は、メーカー保証を利用して修理しましょう。現在Canonは引き取り便が無料、EPSONはそもそも修理費用の中に引取代も含んでいるのでサポートに電話して引き取り便を依頼するのが一番スムーズな修理方法となります。
型落ちモデルを購入した場合、保証期間内であっても後継機型番への交換対応になる可能性もあります。インクの型番が変わらないのであれば交換対応で手打ちしても構いませんが、インクの型番が異なる場合はインクを買い直さなければなりませんのでメーカーと相談して最終的にどうするかを決めることが必要となります。
メーカー保証が切れている場合でも購入したお店で延長保証に入っているのであれば購入店に相談しましょう。延長保証に入っていたとしても後継機種を出される場合があるため、結果としてなるべくインクを持たないようにする対策は必要です。
保証期間後に故障した場合
CanonもEPSONも家庭用プリンターの修理費用は一律費用となっているため、故障したプリンターの修理費用を事前に調べることが可能です。Canon・EPSONともに同クラスの製品は修理費用も同じぐらいの価格設定になっています。
Canonの場合
で該当の型番を選択すると、修理金額が確認できます
EPSONの場合
でプリンターの修理金額が一覧となって出てきます。
修理を行っても、交換したパーツに対し3か月の保証がついてくるのみとなります。インクが大量に残っているという理由がなければ、型落ちのプリンターであれば下手すれば修理金額より安い金額で新しいプリンターを購入できる場合もありますので、修理する前に確認してみてください。買おうと思っているプリンターと現在のプリンターのインクカートリッジの型番が同じであれば新しいプリンターを買いましょう。
ちなみに家庭用のプリンターの印刷限度はだいたい1万枚を想定してメーカーは製品を作っています。酷使しているプリンターであれば壊れたパーツ以外も摩耗していることが予想されるので、印刷枚数が多ければ積極的に買替を検討するべきです。
修理や買替前に考えたいこと
そもそもプリンターをどれぐらいの頻度で使っているかを考え年間通して年賀状ぐらいでしかプリンターを使わないのであれば、プリンター自体置くことをやめるを検討してもいいかもしれません。年賀状は外部サービスに委託し、たまに印刷する必要がある場合はコンビニの印刷サービスを使うようにすればそもそもプリンターとインクに悩まされることもなくなります。
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