会社から貸与されているパソコンは大抵がノートパソコン。だけどノートパソコンは持ち歩きには向いていても据え置いて仕事するにはあまり向いていません。ノートをデスクトップ化して快適に仕事すれば楽に仕事を進められるようになります。
新型コロナの影響で、テレワークの推進が進んでいます。緊急事態宣言の時はパソコンの周辺機器もなかなか購入することができませんでしたが、最近やっと安定供給されるようになっているので、今後再度同じような時期には焦らず仕事に迎えるように環境構築しておきましょう。
ノートパソコンにモニターをつなぐ
ノートパソコンには外部出力用の端子がついています。古いものならD-sub、今の主流はHDMI、新しいものであればmini Displayポート・Type-Cなどがついていますが、それを使って大きなモニターに出力するだけで格段に仕事のペースが上がります。
モニターの大きさはだいたい23インチぐらいにしておくと作業画面がかなり広くなるのでExcel作業が相当はかどります。
机が小さいなどの理由があれば21.5インチでも割と快適。
デュアルモニターにもできる!
ノートパソコンにType-Cがついている場合、Type-Cをデイジーチェーンしてモニターをデュアルにすることができます(DisplayPortでも対応のものあり)。ただし、モニターもデイジーチェーン対応のものでないとできないのが難点。
現実的にはType-Cがついている場合、HDMIなどがついたハブを購入して出力するのがベター。
Type-Cがない場合はコンバーターのついたUSB→HDMIが必要になります。
ノートを閉めてもスタンバイにならないように設定
Windowsボタンを右クリック→設定→システム→電源とスリープ→右側にある電源の追加設定→左側のメニューで「カバーを閉じたときの動作の選択」を選ぶ。
カバーを閉じたときの動作でスタンバイになっている場合は「何もしない」に変更すればノートを閉めてもそのまま画面が出力され、パソコンが使える状態を維持できます。
作業しやすいマウス・トラックボールを使う
高額マウスは何が違うのかといえば、やはりまずは多機能。そして握りやすく細かな動作も綺麗に反映してくれるので長時間の作業でも疲れにくいのです。家庭用と仕事用を共用で使いたい場合はLogicoolのFLOW機能がついたマウスを使えば、画面の端にマウスカーソルを持っていくだけでマウスのスイッチが切り替わるので大変便利なのです。
大きいマウスに手をすっぽりかぶせて使うのが好きな場合はMX Masterシリーズ。
小さいけど高機能なマウスがよければAnywareシリーズがいい。
デスクが狭くてマウスを転がせない場合は、トラックボール式を使うと快適に操作ができる。ただし、トラックボールの場合、細かな操作がやや難しいので、細かい操作をする場合のために普通のマウスも併用するのがベター。
高級マウスに慣れてしまうと二度と元のマウスには戻れません。
高額マウスの複数ボタンはちゃんと設定しよう
いいマウスには複数のボタンがついていますが、設定ソフトで自分好みの設定に変えてあげることで生きてくるものばかり。デフォルトでも便利に使えますが、きちんとソフトをインストールして設定してあげることでより生きてきます。
疲れにくいキーボードを使う
入力作業が多い場合は高級キーボードがほんっとおすすめです。入力するときの気持ちよさは自己満足の世界ですが、兎に角たくさん入力しても疲れない。安いキーボードでも入力はできますが、キートップの精度、キーボード自体の剛性の強さ、静音性、スムーズさが段違い故に、入力時のストレスがかなり軽減されます。
数字も文字も入力が多いのであれば、東プレ Realforce。このキーボードを選んでおけば間違いない。静か、疲れない。キー入力が楽しくなってきます。
デスクが狭いからコンパクトなキーボードを使いたい場合はHHKB!HYBRIDを選んでおけば、優先でもBluetoothでも接続できるのでパソコンだけでなくスマホやタブレットにも接続することが可能。
入力をさほどしない場合はパソコンのUSB端子を無駄に塞がないためにもLogicoolのunifying対応のキーボードがいい。unifying対応のマウスを使っていればこのアダプター1つでキーボードも接続できるのがウリ。
メカニカルキーボードは避けよう
ちなみに仕事で使うのであればメカニカル(カチャカチャいうタイプ)はおすすめできません。オンラインでつながっているときにあのカチャカチャは耳障りですし、職場でも他人にはうっとうしいノイズでしかありません。
メカニカルはあくまでも趣味のキーボードです。
デスクトップ化して快適な仕事時間をゲットする
ひと昔から比べれば、液晶モニターはかなり破格の値段で買えるようになってきました。23.8インチのモニターが1万円程度で買えてしまう世の中なのです。今までは高くてデュアルモニターにできなかった人もずいぶんハードルが下がっています。
デスクトップ化することのメリットは効率があがるだけでなく、目の疲れも減りますし、肩こりも楽になります。縮こまって仕事するのではなく、ゆとりをもって仕事するのは地味に大切なこと。
こんな世の中だからこそ効率よく仕事を済ませて、自分時間・家族時間を確保して楽しく過ごしたいものですね。
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