東芝のブルーレイレコーダーを購入したただ1つのポイント、それはHDD換装ができること。本来であればシステムを動かすところはSSDにでもして、HDDは昔のビデオデッキのようにカセット式で交換できれば時系列に保存されてることだけ把握しておけば困ることはないですよね。予備的に外付けHDDを1個つけておくだけで色々はかどるのにな~と思うのです。
大手メーカーの人間って頭カチカチやな~と。外付けHDDってACアダプターもいるし、かさばるしで悪手だなぁとも思うわけで・・・こういう大胆な製品が出てこないから日本の物作りは衰退していったんだろうなぁ・・・
私の思いはさておきレコーダーに話を元に戻すと、DBR-T1008が大体4万円なのに対し、DBR-T3008は6万円。3TBのHDDは大体8,000円ですから1TB→3TBのHDDに自分で交換してしまえば12,000円浮くのです。
まずは1日DBR-T1008として動作検証
DBR-T1008が手元に届いてすぐにHDDを交換しようかと思ったのですが、初期不具合があると面倒なのでまずは1日動作確認をしました。DBR-T1008を通してのTV視聴・録画・再生・ネットワークを1日テストしましたが特に問題はありませんでした。
47Z8000の頃から比べると操作速度も速くなって比較的便利になっていますね。10年変われば進歩してなきゃウソだわな~。
動作確認したのでDBR-T1008のHDDを換装
用意したのはWD30EZRZ。
新しく買うのも勿体ないので、家に余ってるHDDをとりあえず放り込んでみることにしました。データを保存したい!というのであれば新品をオススメしますが、とりあえず時間のあるときに見たい番組だけ適当に見れたらいいやレベルなので、HDDが壊れてデータが消えてもそんなに惜しくはないのです。
夫になんかHDDないの~?と催促して出てきたHDDなので夫の字で落書きされています。作業用Cらしいですがなんのことだかさっぱり。
DBR-T1008のHDD換装方法
まごうことなきDBR-T1008です。到着翌日に開けられるなんて工場出荷時には夢にも思っていなかったでしょう。
裏の端子も昔から比べるとかなり少ないですね。テレビへの出力はHDMIかアナログしかありません。それで十分といえば十分な時代になりましたけど。USBポートも1ポートしかありませんが、ハブで増やすことができるのは東芝の魅力です。
黒い蓋を固定している6つのネジを外し、手前上側に浮かせながら外すと蓋が外れます。中身はとてもシンプルな作りでした。HDDを外すために帯のように渡っている白いケーブルを外します。VOIDシールもなくて、交換前提で作ってるの!?と思うようなつくりでした(消費者からすると大変ありがたいですが)。
爪などでも固定されていないので、まっすぐ上にぐっと引っ張ると外れます。
HDD部分は爪で止まっているように見える部分が外れますのでゆっくりとまっすぐ外しましょう。
外すとこんな感じ。
HDDベゼルは4つのネジで本体と固定されており、HDDもベゼルに4つのネジで固定されているだけなので外せば取り出しが可能です。
HDD交換後は初期化が必要
HDDを交換しただけだと使えません。本体を起動し、[本体設定]-[その他]-[初期化]でHDDの初期化が必要になります。
初期化も「すべての初期化」を行う必要があるので、それまでの設定はすべて消えてしまいます。
初期化が終わると電源が切れるので、再度電源を入れ直すと「ようこそ!」の画面がでます。
設定を進めていくと、HDDを3TBにしたので型番がDBR-T3008扱いになりました。これにはびっくり。
初期設定が終わり、残量を確認すると276時間38分と元々1TBだったときの3倍にちゃんとなっていました。
3TBのHDDを選んだわけ
東芝のこのモデルは1TB・2TB・3TBのモデルが用意されています。それ以上のモデルはないので、今は6TBのHDDが使えたとしても今後はファームアップなどで使えなくなる可能性があるかも?と思い避けました。
暇つぶし程度に録画するだけなので91時間では少ないですが、276時間あれば個人的には十分なのもあります。
この手の機械で一番壊れやすいのはHDDなので自分で交換できて修理のお金・時間がかからないというのは大変ありがたいですね。
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