Windows 10の2018春アップデートも相変わらず香ばしいこと満載で、アップデートできない端末がゴロゴロでているのは周知の話ですが、ネットワークの扱いも一部変更されています。
複合機からスキャンデータを飛ばす際、PCの中に共有フォルダに飛ばしていたのですが、Update後スキャンデータを飛ばせなくなってしまったのです。
SMB1.0/CIFSを停止させられているから
今回のアップデートでSMB1.0を停止させているから今回の事態に繋がっています。NASやスキャンtoフォルダなどを利用している場合、使えなくなるのです。
WannaCry等のランサムウェアが昨年猛威を振るいましたがその対策ですね。いまさら止めるのはかまわないのですが、勝手に止めるんじゃなくて、せめてWindows Update後に止めるかどうか聞いて欲しかったよ、Microsoft(怒)。
SMB1.0/CIFSを再度動かす方法
プログラムと機能の左側「Windowsno機能の有効化または無効化」をクリック。
Windows の機能の画面が起動します。
SMB1.0/CIFSファイル共有のサポートの項目を見つけて展開します。
SMB1.0/CIFSファイル共有のサポートの頭の□にチェックをいれると、下の階層のものにもチェックが入りますが、念のため全てにチェックが入っている確認して「OK」をクリック。
パソコンを再起動すればまたフォルダ共有がうまくいくはずです。
機器の設定をSMB2.0や3.0に出来る場合もある
NASの一部の製品はファームアップすることでSMBのバージョンを上げることが可能です。その場合はSMB1.0の項目にチェックをいれずともファイル共有が復活しますので、できるのであればSMBのバージョンを上げて使われることをオススメします。
うちの複合機はできなかったけどな!
SMB1.0/CIFSの危険性は認識しておくこと
冒頭で記載したとおり、ランサムウェアに感染するリスクはあがります。ただし、しっかりとセキュリティ更新を行っていればそうそう恐れる物でもないのかなとも思っているので、古いNASや複合機などを使っている場合はまずはちゃんとWindows Updateなどをしっかり適用させた上で使いましょうという話。
特定するのに丸1日かかったわ・・・
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