TZR50のタンクが汚かったので、花咲かGというタンククリーナーを使って綺麗にしてあげることにしました。20年前のバイクですし、保存状態がいいバイクではなかった様子なのでタンクの汚れは織り込み済み。
この手のケミカル類は当たり外れが非常に大きいのですが、花咲かGは非常に評価されているケミカルで信頼も厚いのです。
花咲かGの使い方
タンククリーナーを使う前の準備
まずはタンクをバイクから外します。
コックなどなども外して、タンクオンリーの状態にします。
中にガソリンが残っているのであればまずはそのガソリンを取り出します。次に、中性洗剤を使ってタンクの中をワシワシと洗います。薄めたキッチン用洗剤をタンク内にぶち込んでタンクをシェイクシェイクすればOK。
洗剤を綺麗に落としたらついに花咲かGの出番です。
花咲かGを80度のお湯で20倍希釈します。希釈した花咲かGは1Lだけ別に取り置きしておきます(後で使います)。
花咲かGで洗浄する
注ぎ口のついたピッチャーでタンクに希釈した花咲かGを注ぎます。
注いだら、タンクの底穴をテープで止めて液体が漏れないようにします。サビが多かったので、この状態でまる1日放置しました。
花咲かG洗浄後
洗浄液は再利用が可能なので、捨てずにポリタンクなどの容器に保管しておきます。タンクから花咲かGを抜いたら、高圧の水でタンク内を綺麗に洗い流します。その後、とり置いておいた1Lの花咲かG希釈液をタンクに注ぎ、タンク内をコーティングします。
よほど汚れてなければ再利用できる
今回TZR50のタンクを掃除しましたが、20年物の割にはあまり汚れがなかったので、洗浄液もあまり汚れずに済みました。花咲かG希釈液は再利用が可能なので、ポリタンクなどに保管しておけば他のタンクの掃除にも再度利用することが可能です。
古いバイクをメンテナンスして乗る場合には、タンクの掃除を忘れずに行っておくことでフィルターが目詰まりを起こすトラブルなどを防ぐことができます。
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