昔のプリンターは自分で廃インクタンクを交換できる作りだったのに、プリンター本体を安く売りだすようになってから、メーカー修理にだす形になってしまい買い替える前提の仕組みになってしまいました。
しかも一般的なプリンターは製品製造終了後5年でメーカーの修理が受け付けてもらえなくなるため、5年経過すると機械的に問題なくても廃インクタンクをメーカーで交換すらしてもらえなくなることも多いのです。
廃インクタンクを交換する前に確認すること
新しいモデルの一部は廃インクタンクをまた自分で簡単に変えられる仕組みになっています。それ以外、廃インクタンクの表示を自分で簡単にリセットできない機種は、ツールを使ってリセットしなければなりません。
WIC Reset Utilityを使ってリセットをかけるのですが、このツールを使ってもリセットできないプリンターの場合はあきらめるしかないので、まずはこのソフトをインストールして、対象の機種がリセットできるかどうかを確認してください。
機種が対応していることを確認してから作業スタート。
廃インクタンクに綿を詰めなおす
詰めなおしの際に必要なもの
- コットン
無印の生成カットコットンは扱いやすく安いのでおススメ - ハサミ
コットンをカットするのに利用 - ピンセット
細かい形状の場合奥まで詰めるのに必要 - ゴム手袋
手にインクが付くとなかなか落ちないので手袋つけて作業しましょう
作業方法
廃インクタンクの場所は型番+廃インクタンクで検索すればだいたいHITします。分解して廃インクタンクを取り出して、インクでいっぱいになった綿を取り除き、同じように綿を詰めなおします。
かなりぎゅうぎゅうに詰め込まれているのがわかると思うので、同じように詰め込んでください。きれいに詰め込んだら元通り廃インクタンクを組み戻します。
廃インクタンクのカウンターをリセット
廃インクタンクの綿を詰めなおしてプリンターに戻しても、廃インクタンクがいっぱいですの表示は残ったままなので、廃インクタンクのカウンターをリセットする必要があるのです。
WIC Reset Utilityの使い方はこのページがわかりやすいです。
ライセンスキーはクレジットカードで購入することができます。
このツールを使ってプリンターのカウントをリセットすればまた元通りプリンターを使うことができるようになります。
これまで数度廃インクタンクをこのツールを使って交換してきましたがどれもちゃんとリセットしてまた使い続けることができるようになっているのでリセット可能機種であればぜひトライしてみてください。
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