CanonビジネスインクジェットプリンターMB5030の保障期間内故障率は31%

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Canonが初めて出した業務用(SOHO向け)インクジェット複合機のMB5030を勤務先に19台導入。耐久枚数が2万枚、給紙枚数が多い、印刷が早い、インクタンクが大きい等、文書印刷向けのインクジェットで家庭用プリンターを利用するより効率がよくなると考え導入しました。

MB5030のデザイン

業務用らしく、がっちりとした構えのプリンター。オートフィーダー・スキャナ・FAX・印刷を兼ね備えている割にコンパクトにまとまっている。MB5330は上位機種で500枚給紙が可能だが、サイズは縦に大きくなる。

BK・C・M・Yの4色タンクなので、文書カラー向け。レーザープリンターよりコンパクトなサイズなので家庭寄りのSOHOで設置しやすく、圧迫感も少ない。白があればなおのことよかったように思う。

黒で高級感を出してはいるが、全体的なボタン等のつくりが家庭向けと同じなので、おもちゃ感は否めず。

MB5030の印刷速度

家庭用インクジェットよりは立ち上がりが早い。とはいえ、EPSONから比べると圧倒的に立ち上がりが悪い。一度起動してしまえば印刷自体は家庭用プリンターより倍以上早いので、続けて複数枚印刷する分には快適。

MB5030の解像度

4色タンク、印刷速度が速い分、解像度は低め。あくまでも文書向きのプリンターなので、写真には向かない。綺麗な写真を求めなければ困らない程度の画質で印刷される。

MB5030の静音性

業務用なので家庭用インクジェットより動作音・揺れは大きいように感じる。紙送りの機構が違うことや、速度優先のため仕方ないと思う。一応静音モードも用意されているが、その分印刷が遅くなるのでどちらかを選ぶこととなる。

MB5030のドライバ・付属ソフト

各メーカーの中では一番安定したドライバを共有していると思うが、ネットワーク上の同機種他プリンターを追加する際に簡単には追加できないものはいかがなものか。同ネットワーク上に載っているプリンターを簡単に追加できるようにしておいてほしい。

ファームアップ情報についてはサイトに詳細な情報が公開されず不透明な部分も多い。また全体の1割でファームアップができない現象

付属ソフトは基本的に印刷しか利用しない。スキャナソフトは相変わらず使いにくい。

MB5030の印刷コスト

4色タンクで1タンクがかなり大きく、交換の手間が省けてよい。サードパーティから互換インクが発売されていないため、家庭用プリンターで互換インクを利用されている場合よりは少しコストは割高になるかもしれない。ただ、純正インクなので、色ムラも少なく、詰まりも少ないので安心して利用できる。

家庭用プリンターを純正インクで利用している場合であれば、コスト的にはかなり下がる。

MB5030のサイズ

業務用複合機として考えるとかなりいいサイズに収めていると思う。ただ、業務用だからこそ、背面給紙等、まっすぐに出せる給紙方法は搭載しておいてほしかった。そのせいで多少サイズが大きくなったとしてもその方がありがたかった。

MB5030の故障率

業務用だからと購入したが、19台中6台(故障率31%)が保証期間内に故障故障内容は以下の通り。どのプリンターも1万枚の印刷は突破していない。

  1. 初期不具合で操作パネルが真っ白 ⇒ 商品交換
  2. ファームアップできず ⇒ 基盤不良
  3. ファームアップできず ⇒ 基盤不良
  4. 印刷時に横ずれの汚れ ⇒ キャリッジ部不具合
  5. 6000エラー・紙送り時に紙詰まり ⇒ 搬送ローラー不具合・カセット部不具合
  6. コピー時印刷結果が白紙 ⇒ プリントヘッド不具合

(2017/6/1 追記)

導入後約1年半での故障率は19台中10台(上記6台も含む)。内2台は耐久枚数といわれる2万枚を越えた付近で故障、あとの8台は1万枚程度での故障だったので耐久枚数はまったくあてになりません。

また、故障はしていないものの、壊れていない残り9台もフレームのゆがみが発生している模様で、給紙トレーをすんなりと引き出せない状況になってきています。

MB5030の総評

業務用と思うべからず。前項に挙げたが、導入後10か月で故障率31%という驚異的な故障率をたたき出しています。予備を確保しておかないと厳しい状況。

家庭で文書印刷がメイン、まれに写真、FAXもほしい方は家庭用FAX複合機よりもMB5030の方がおすすめ。但し、レーベル印刷は行えないので注意が必要。また、縁なし印刷もできないので、はがきの印刷をよく行う方は家庭用プリンターを買う方がベター。

家庭用プリンターの耐久枚数が1万枚なのに対し、MB5030は2万枚となっており耐久力は高いものと考えられる。ただし、サイズが家庭用よりは大きいので、設置場所を確保できる場合のみの選択肢となる。

家庭用より紙詰まりも少なめだが、一度詰まると機構的に取り除くのが少し難しいところあり。また、シールなど乗りの付いたものは重ね連送がアダとなり、ずれたまま2枚が1枚として紙送りされてしまい印刷失敗することが多く、1枚ずつ印刷する必要がある。

封筒印刷、はがき印刷も特に問題なく行える。しっかりと1枚1枚給紙する前に空気を含ませておくと紙送りもスムーズに行く。

願わくば次世代機で背面給紙・レーベル印刷に対応してくれればいうことなしの機種になるがCanonは作らないだろうなぁ・・・。

Canon キヤノンインクジェット複合機 MAXIFYMB5030 ビジネスインクジェット
by カエレバ
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